
Macのアプリ、CamTwist(カムツイスト)とOBS-Studio(オービーエススタジオ、以下OBS)のダウンロードからインストールまでを紹介していきます。
目次
CamTwist(カムツイスト)とは?

CamTwist(カムツイスト)は、仮想カメラデバイス機能と映像のエフェクト機能があるアプリです。
CamTwistで他の映像を写しておいて、その映像をZOOMやOBSに送ることができるようになります。
無料で利用できますが、開発は既に終了しています。
MacのOSバージョンアップなどでいつ使えなくなるかわかりませんが、根強い人気を誇るアプリです。
CamTwistのダウンロード
オフィシャルサイトからダウンロードできます。

注意事項
CamTwistは、残念ながら現状M1チップ搭載のMacで仮想カメラとして認識されません。
インストール自体は可能で、ツールも起動します。
intel CPUのMacではそのまま使えますが、M1のMacはOBSと組み合わせて使うことになります。
「Download Now」ボタンを押して、ダウンロードページへ進みましょう。

「Download 3.4.3」MacOS 10.10以上で止まっていますが、Big Sur 11.6の現在も問題なく使えます。
ダウンロードボタンを押すと「CamTwist_3.4.3」がダウンロードされます。
CamTwistのインストール
ダウンロードファイルを開いて「CamTwist.pkg」からインストールを開始しましょう。


インストーラからインストールを開始します。
この時、セキュリティの問題でインストールがストップする場合があります。
アプリの実行権限が必要になるので、CamTwistに許可を与えます。
セキュリティを解除してインストールを進める
OSのバージョンなどによっても解除の表示が変わりますが、基本的には「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」からアプリを許可する流れです。
説明画像の表記は「SoundFlower」ですが、「CamTwist」に読み替えてください。

まずは、表示されている「OKボタン」をクリックします。
次に「システム環境設定」を開き、「セキュリティとプライバシー」をクリックします。

画面下の「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」項目を確認してください。

「“CamTwist.pkg”は開発元を確認できないため、開けませんでした。」と表示されていると思うので、「このまま開くボタン」をクリックします。

「“CamTwist.pkg”は開発元を検証できません。開いてもよろしいですか?」と表示されるので、「開くボタン」をクリックします。
クリック後にインストールを進められると思います。
そんなポップアップ出てこないという場合は、「システム環境設定」を開き、「セキュリティとプライバシー」の画面から左下の「鍵マーク」を外します。
クリックしてMac起動時のパスワードで鍵を解除します。

下の方にある「すべてのアプリケーションを許可」を選択します。
その後、再度インストーラーからインストールを進めます。
そのまま進めばインストールは完了です。
アプリケーションからCamTwistを起動してみましょう。

OBSとは?

OBS-Studio(オービーエススタジオ、以下OBS)は、映像や音声をミックス、カスタマイズして出力できるアプリです。
正式名称は『Open Broadcaster Software(オープン ブロードキャスター ソフトウェア)』。
オープンソースとして公開され無料で利用できます。
Mac(OSX)、Windows、Linuxに対応しており、Youtube、Twitchなどゲームを含めたライブ配信で最も利用されている人気アプリです。
OBSのダウンロード
OBSのオフィシャルサイトでダウンロードできます。
OBSは Intel CPUのMac、M1チップ搭載のMacのどちらにも対応しています。

サイトトップ画面からダウンロードページへ移動します。
Macでアクセスした時点でMacのダウンロードインストーラーが選択されています。
そのまま「ダウンロード インストーラー」ボタンをクリックしてダウンロード。

通常はダウンロードフォルダに「obs-mac-27.0.1.dmg」ファイルがダウンロードされているはずです。(27.0.1の部分はダウンロードするバージョンで変わります)
「obs-mac-27.0.1.dmg」をダブルクリックしてインストールを進めます。

OBS.appをドラッグして、Application(アプリケーション)フォルダにドロップします。
これでインストールは完了です。
OBSを開いてみよう
初めてOBSを起動しようとするとセキュリティチェックのポップアップが表示されます。
「開く」を押して進めましょう。

さらに「マイク」へのアクセス権限を求められるのでOKします。

間違ってしまっても「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」から変更可能です。

セキュリティとプライバシー画面の「プライバシー」タブから「マイク」へのアクセスを許可します。

問題なければ、OBSの初期設定画面が表示されるはずです。

ライブ配信する予定の人はそのまま「配信のために最適化し、録画は二次的なものとする」で進めてください。
CamTwistを仮想カメラとして使いたい場合などは「仮想カメラのみ使用する」で大丈夫です。
あとから変更もできますので、気にしなくてOKです。
以上でOBSのインストールから起動までは終了です。