【2023最新】Web業界、IT業界への転職ってどう?【未経験】

IT業界とWeb業界のイメージ写真

昨今は、どの業界でも働き手が採用しづらい採用難の時代に入ってます。

僕自身は長らくWeb業界を中心に仕事をしてきましたが、IT、Web業界ともに慢性的に人材不足の業界です。特にここ5年はなおのこと求人事情も厳しくなってきたなと感じてます。

まずシステム関連(エンジニア、プログラマー)の求人が非常に厳しいですし、派遣会社でも派遣できないような状態が続いています。

とくに技術を求められないような職種でも採用が難しく、そこにパソコンが使えてシステムもできる人となると、中小企業としては採用のハードルが高いのが実情です。

しかし、逆に転職、就職する人はチャンスなんです!未来がある業界なんです!
今はコロナの影響でリモートワークも多くの人に認識され、IT・Web業界は脚光を浴び始めています。

IT業界とWeb業界の違い

まず業界の違いをさらっと。
この2つの業界、明確に定義されているわけではありません。なので大体こんな感じで分かれてる、というイメージを持っていただければ。

IT業界

IT業界の代名詞は「ソフトウェア開発」。広く言えば「インフラ整備」です。
業種でいうと、「SIer(システムインテグレーター)」が最たるものになります。

大手、有名企業

SIerには、下記のような大手企業やその子会社が多いです。

  • Oracle
  • マイクロソフト
  • NTTデータ
  • 日立製作所

主な仕事内容

システムのコンサルティング業務の請け負いです。不動産でいえば大手建設業になります。大手が企業や官公庁などから受注し、下請けの会社に流したりします。規模にもよりますが、請け負った仕事は1社完結ということは少なく、グループ企業や下請け、孫請け会社などを挟むような流れが非常に多い業界です。

業種

SIer(システムインテグレーター)」

職種

SE(システムエンジニア)、プログラマー、営業など

銀行とか公官庁など堅めのシステムも作っているのは、このSIerです。
建設業と同じで、業務を下請け、孫請け会社と協力して行うことがほとんどです。エンジニアがメインの職種になります。

Web業界

Web業界の業種は幅広いです。今回は大きく3つに分けました。
Eコマース(ネットショップ運営)は規模が小さいところが多いので省略です。

業種

  • ネット広告
  • 自社Webサービス展開(ポータルサイトやSNS、ゲーム運営)
  • 制作会社(ホームページ制作、システム開発)

大手、有名企業

  • ネット広告:サイバーエージェント、オプト
  • ポータルサイト系:楽天、Yahoo、メルカリ、価格コム
  • ホームページ制作:キノトロープ、LIG

主な仕事内容

業種によって異なりますので、代表的な職種ともども参考にしていただければ。

職種

SE(システムエンジニア)、PG(プログラマー)、Webディレクター、Webデザイナー、営業。
大手や専門企業では、分析作業などをおこなうマーケター系、ネットワークやサーバー管理などの職種もあります。

ネット広告

ネット上でよく広告を見ると思います。スマホだとゲームや漫画の広告がよく表示されますよね。ネット広告代理店は、その広告枠の買い付けや、広告の運用、管理などを行います。広告配信システムを運営している会社もあります。

自社Webサービス展開

例えば楽天、Yahooなんかはご存知の通り大企業。保険や金融など、総合商社のような感じでいろんなサービスをやってます。

フリマアプリの「メルカリ」や価格比較の「価格コム」、グルメ検索の「食べログ」など、生活に根付いたサービスなどもありますし、スマホゲームの運営会社も自社展開ですね。

サービスの質を上げて、多くのユーザーや会社に継続的に使ってもらうのが目的になります。

制作会社

依頼や営業で仕事を受注し、企業のホームページや広告用ページなどを作ります。ホームページ制作だけとっても様々な業態がありますが、作って納品したら完了、というスタイルが多いです。

IT業界、Web業界はきつい?

Web業界はきつい?のイメージ画像
IT業界、Web業界はキツいって思われてる方が多いと言われています。

IT業界なら、「デスマーチ」とか「ITはブラック」というのは少し前によく言われていました。これはSIerの下請け、孫請け会社の日常と、悲痛な叫び声が元になっています。(仕事の納期=締切が決まっているのに、急な仕様変更がある、そもそも納期に対して工数が合ってないなどで帰れない、休めないという負のループ)

そう言われていた中で、社会的にいわゆるブラック企業に対しての風当たりが強くなり、「働き方改革」による労働基準法の改正がありました。

それもあり、以前に比べてブラックな環境は減ってきていると思いますが、実情としてはまだまだ労働環境がきつい(厳しい)会社は結構あります。

リモートワークが一般的になった

Web業界も制作会社は環境が厳しいところもあるようですが、さまざまな面で効率化や労働環境改善が進んでいる業界です。

新型コロナをきっかけにリモートワークが注目を浴び、場所を選ばず仕事ができるという業界の強みも出て、いまのところ大手中心ですが、積極的に働きやすい環境を作っていると言えます。

例えば、Yahooは条件付きですが週休3日制を導入しましたし、残業ゼロをうたったり、独自の有給休暇などを設ける企業もあります。

Web業界は転職におすすめ

そんなIT、Web業界ですが、転職におすすめなのは

断然、Web業界です。

Web業界の現状

アレもコレも、なんでもスマホを通して出来るようになってきましたよね。
話題のChatGPTなどのAIも含めて、業界は常に成長を続けています。

ですが慢性的に人手不足。
どの業界もITやネットの利用は必須になってますが、利用の広がりに対して供給が追いついてません。

おすすめの理由

なぜおすすめなのか?
それは他業界に比べて、以下の点で優位性があるからです!

  • 高収入を得やすい
  • 急成長や上場などの確立が高い
  • スキルがあれば業界内外に転職先は豊富
  • 働き方に選択肢が多い
  • 副業や独立がしやすい

高収入を得やすい

「技術が必要で、さらに人手不足」という点もあり、業界的に給与高め。経験や新しいスキルを身に付けてステップアップする人も多く、転職も盛んです。

未経験の場合でも1〜3年でキャリアアップできます。学歴も関係ないところが多いので、自分次第で大きく稼げます。

急成長や上場などの確立が高い

Web業界は、業種問わず短期間で急成長する会社も多いです。
上場する会社も多いですよね。

そういった会社に在籍していると給与は上がりやすく、上場時にはストックオプションという、自社株の入手権利をもらえたりすることもあります。会社員でも給与とは別に数百万〜数千万を手にすることも有りえます。

スキルがあれば業界内外に転職先は豊富

職種によって異なりますが、システム関連は特に求人数が多いです。

どんな業界もITサービスは利用していたりするので、Web業界以外でもIT、Web担当を募集してることもありますね。

ただし、「地域を絞って仕事したい」ということでもない限り、他業界でWeb担当になるのはおすすめできません。「これもできるんでしょ」「こんなの簡単なんでしょ」となんでも屋になってしまい。苦労が報われないので。

働き方に選択肢が多い

リモートワークがだいぶ広まりましたが、週何日か自宅作業OKだったり、会社にオフィス自体が無くてカフェのような提携のワークスペースで働けたり。働き方に関して、先進的な会社が多いのもWeb業界の特徴です。

出産や育児も含め、個人の事情も汲んでくれるところも増えたと思います。

とはいえ、未経験者はこのような条件の会社へ入るのは難しいです。スキルアップして転職する時に検討しましょう。

副業や独立がしやすい

副業を紹介するWebサービスがバシバシ出てきてます。
クラウドワークスやタイムチケットストアカなど。Uber Eatsもすっかり有名になりました。

でもですね、Web系の仕事の方が超絶に有利だと思います。
コンサルとか個人教師的な副業はいってみれば時間の切り売り。あまり効率化できません。

システム構築やWebデザインのスキルがあれば、クラウドワークスランサーズで仕事の依頼も豊富に掲載されてますし、制作系はテンプレートを使い回しできたりするので効率的です。作業場所も自宅やカフェでOK。副業や独立に向いてます。

Web業界の成長率

詳細は省くとして、業界自体の成長率は高いです。

どんな業界もネットと切り離せませんし、ネット広告は無視することはできない存在です。

短期間で上場するのも、ネットサービスの会社が多いですよね。

ではどんな業種があるのか紹介していきます。

ネット広告

成長率:◎

ずっと成長を続けている分野です。
少なくともこの先10年は右肩上がりなんじゃないでしょうか。

電通、2018年日本の広告費を発表 ネット広告費が1兆7,000億円超え/地上波テレビ広告費に迫る

営業職がもっとも活躍しやすい業種といえます。

自社Webサービス展開

成長率:○

成長率という視点でみると、完全に各会社がやってるサービスによりますね。

直近の有名どころでいうとメルカリ。本格的に採用しだしたのは多分2014、15年くらいだと思います。2018年には上場してます。

そういうタイミングで入社して活躍できれば、年収だけでもかなりの高収入になると思います。

知り合いもスマホゲームの会社に社員が3、4人の時に入社しましたが、その会社はもう従業員が200人以上います。ほんの5、6年の出来事です。年収だけでいうと、ちょっとした中小企業の社長より多いみたいです。

元は小さな事業から始まっているので、当初の採用はゆるい場合が多いです。
そういう段階の会社を目利きして、転職してみるのもありですね。

ただし馬車馬のように働かないといけませんが。

制作会社

成長率:△

成長率は安定しているとも言えますが、個人、法人ともに事業を始めやすいので、廃業も多い業種です。

基本的に、グループ会社などに属さない会社の場合はあまり成長は見込めません。
営業が仕事を取ってくるのが前提になってしまうので、ネット集客がかなり強いとか、他に収益を生むサービスを持ってないとジリ貧になる傾向があります。

未経験の場合、業界の中では入社しやすい業種です。
会社の成長率を考えるより、自分の成長のために入社するのもありです。

じゃあ成長業種が多いからWeb系企業は潰れないの?というと、もちろんそんなことありません。

業種としては伸びていて、仕事も多く、仕入れもないので低コスト経営。
他業界と比べたら確率的には潰れにくく、当たりが出やすい(急成長や上場など)ですよ、という話です。

当たれば年収も上がると思いますが、もちろんハズレもあります。
気になる会社の提供サービスや、どうやって売上を作っているのかを調べてみましょう。

Web業界の離職率

Web業界は他業種に比べ新しい事を学ぶ必要性が多く、ステップアップの転職も多い業界です。そういう意味で、業界としてみると離職は多い傾向にあります。

経験上も高いと言わざるを得ないんですが、厚生労働省の産業別離職率(29年、30年)を見ると、ソフトウェア系やネット企業が区分されてるはずの「情報通信業」は10%程度と、他業種とそんなに変わりませんでした。

「ひとつの会社に長くいる」というのが業界によって会社の寿命も常識も違うため、離職の定義も有利不利があります。なので本質的なものが見えないですが、今の時代はどの業種も離職率が高いのかも知れません。

一昔前は、離職率が高い = 業界的にキツイ、というイメージがありましたが、Web業界の場合は結論として、「離職率は気にしなくてOK」です。

もし気になった会社があれば、その会社自体の口コミや事業内容をよく調べたほうがいいです。

主な職種と給与

システムエンジニア(SE)

システムの設計や工程管理、テスト(デバッグ)、プログラミングなど。設計するには構成力が必要なのでロジックに頭を使います。会社によって仕事の幅(担当範囲)が変わります。サーバーやネットワーク周りまで担当する場合も。社外の仕事もあるところは、SIer寄りの可能性があってちょっと怖い。プログラマーからのキャリアアップの立ち位置。

月収の目安:35〜60万円程度

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Web系への転職で給与も上がり、仕事も楽になったという元SIerのSEを何人か見かけた事があります。。スマン、IT業界…でも事実なんだ。。

プログラマー

Webサービスやアプリのシステムを、仕様に沿ってプログラミング。小規模の会社だと、SEもプログラマーも名称は関係なく、全部を担当することが多いです。

月収の目安:20〜35万円程度

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Web系のプログラム言語は実情としてまだまだPHPが多いです。最近のブームであるPythonやJavaScript系も増えてきたと思います。IT業界はJavaやC系。小規模の会社だと担当範囲が広い場合が多いのでその分成長できます。修行中は小規模の会社の方がスキルを伸ばしやすいかも。

Webディレクター

仕事内容は企画やサイト構成の考案、進行管理とか、品質管理とか…なんでも屋。以下のリンクをご確認ください。

決定版!Webディレクターに必要な22のスキル

月収の目安:25〜40万円程度

mani

なんなんだ、必要な22のスキルって…コスパ悪スギィ!とツッコミを入れたくなりますが、僕もWebディレクターとして社畜となって働いた経験があります。2社も。会社によって仕事の担当範囲が全然違うので要チェック。多くのスキルを求められる中間管理職なので、マネジメントや自己成長が好きな人以外は、月収とスキル、会社の将来性を照らし合わせて考えるべき。

Webデザイナー

主にディレクター指示の下、ページデザインとHTMLのコーディングがメインの仕事。会社によってコーディングはコーダーとかプログラマーが担当するところもあります。

コーダーはデザインをHTMLやJavaScriptなどを使ってページをブラウザで見れるようにする職種です。キャリアアップとしては、ディレクターやプログラマー、UX系デザイナー(呼び方は色々あるが、データ等に基づいてサービスの使い勝手なども計算しWebデザインする仕事)が考えられます。

月収の目安:20〜30万円程度

mani

後述しますが、制作会社のWebデザイナーの範囲にとどまると危険だと思ってます。キャリアアップのプランも描いておきましょう。編集長的な立ち位置でマネジメントしたい場合はWebディレクターへ。デザインをただの感覚ではなく、データを加味した質の高いモノを作りたい人はUX系デザイナーへ。コーディングが楽しい、もっと効率化して書きたい人はプログラマーがおすすめ。

転職で気にしておくこと

転職では、目的と将来のプランを立てておくと色々と決断しやすくなります。

プランを立てる

5年後にシステムエンジニアになって年収800万いきたい。それには、まずネットの無料講座とかでプログラムを覚えよう。

小規模の会社ならいろいろ覚えられそうだし、まずは最低2年は修行してステップアップしていこう。みたいな。

職種を決める

まずは興味ある職種ですよね。

興味があるものを選ぶ

システムは無理、絶対デザイン!とか、ディレクターとしてマネジメントやってみたいので、まずはデザイナーやコーダーなどで修行とか。

ロールプレイングゲームの初期設定と同じです。
はじめは魔法使いとか戦士とか盗賊とか選んで、経験を積むと賢者とか騎士とかにスキルアップしますよね。

よくわからないし、今は特に何もないけどWeb業界は良いらしいし、この業界で頑張りたい、という人は在職中にでもプログラムの勉強をしてみるといいです。

普段あまりパソコンの操作をしていない場合は、基本的な操作は必須です。

どんな職種でも、大体エクセル系の表計算ソフトは使うので操作できるといいでしょう。ソフトを買う必要ないです。無料なのでGoogleアカウントを作って、ほぼエクセルと同じスプレッドシートを使ってみてください。
Googleアカウント作成
Googleスプレッドシート

高収入を狙った会社の選び方

世の中キャッシュレス化も進んでますし、自動運転など新技術も形になってきてますね。
そうした新しいことも必然的にITやネットが絡むので、一緒に成長できるのがWeb業界です。

つまり、成長分野に関連したWeb企業への入社が手っ取り早いです。

会社が成長すると収入が上がる確立は高いですし、上場してストックオプション(株が手に入る権利)などがあれば、給与と別に大きな収入につながるかもしれません。

新しい分野、新しい業態で、業界大手を目指す会社をスタートアップと言います。

「スタートアップに初期段階で入社して上場」が、大金を手にするセオリーです。

会社を素早く大きくするため、ガンガン働かないといけません。

なので未経験者は難しいのですが、急拡大する時に、結構人を採用するケースがあります。そういうタイミングで入社を狙うのもいいですね。

地域はやっぱり東京?

ほとんどが東は東京、西は大阪、福岡に集中しています。
東京なら特に渋谷ですね。

企業の中には地方各地に営業所のようなものがあったりしますし、リモートワーク(在宅)で地方在住の人を採用しているところも見かけます。チェックしてみてください。

未経験でも大丈夫?

今なら未経験30代で正社員も全然いけると思います。
ただし、最低限、以下2点をクリアしていないと厳しいです。

  • パソコンの基本的な操作が出来る
  • 希望してる職種に対して勉強中で、素人なりに制作物が見せられる

<NG>
エクセルって何ですか?ファイルのコピーってどう操作するの?
という人は職種が営業でも難しいです。

「少しは勉強してから応募してください」という話になってしまいます。

<OK>
希望する職種が求めているスキルを勉強中であること。

プログラマーならまずはプログラミング。

デザイナーならPhotoshop(フォトショップ)、やFigma(フィグマ)といったデザインソフト(ドローソフト)とHTMLを使えるようになるなど。

それを何かしら形にして見せられること。これが重要です。

HTMLやプログラムを勉強中でホームページを作っているとか、IT、Web業界の最新情報や覚えたスキルをSNSやブログで発信しているとか。

何かしらアピールが形になっているとポイント高いです。

未経験の場合、20代でも30代でも、面接時にはやる気をみせないといけません。
言葉だけじゃダメです。

だって、誰でも「やる気はあります」とか言いますよね?

Web系は、何かを作って見てもらうのが一番早いし、効果高いです。

そこで初めて、採用側は

  • 「これを作ってるってことはやる気あるよね」
  • 「面接の人、作ったページは荒削りだけど、入ったら結構早めに覚えられそうだよね」

とかいう話になるんです。

特に30代後半だったら、気合が入ったものじゃないと面接すら叶いません。

完全に未経験かつ前職の経験も活きない場合、「やる気押し」しても採用されません。

「興味あります」とか「頑張ります」とか。

本当に興味あったら情報に詳しいはずですし、好きなほど自己表現をしているはずです。

気持ちがカタチになってないと言葉だけになります。

いくら人不足といっても、「やる気あるって言うけど、この業界のこと全然調べてもないな」、「この人、仕事出来なさそう」と思われたら落とされちゃいますね。

入社後も早めに戦力になれるよう、努力しないといけないです。

パソコンはWindows? Mac?

結論はどちらでもOK」です。

もしこれからパソコンを買うなら、
おすすめは圧倒的にMac推しです。

ちなみに傾向として、IT業界はWindowsが多く、Web業界はMacが多いです。

どちらにせよ、ノートパソコンにするべきです。

この辺り説明は省きますが、Web業界に進むならMacBookを買っておけば完璧です。

先を見据えた職種選びは?

ここまで紹介していった中で、間違いない職種が

SE(システムエンジニア)です

逆に厳しいのは

Webデザイナーです

間違いないのはシステムエンジニア(SE)

IT事業が世に増えていくにつれ、エンジニアの供給が足りなくなってます。
一番仕事に困らないのは「英語 ✕ エンジニア」というスキルで技術力を高めていくことです。
フリーランスとしても会社員としても生きていけると思います。

または、ITや業界の知識を高めた「営業職」。
これも、先方の課題に対してシステム的な内容も理解、提案もできれば重宝されます。
コミュニケーション力があって、システムにも多少興味がある、という人は向いていると思います。

Webデザイナーという肩書だけでは厳しい

例えば世の中の全サイトの34%はWordPress(ホームページやブログ向けの無料システム)で作られているとか言われます(Q-Success社W3Techsによる調査結果)。この数字が当てになるかわかりませんが、実際、国内でも多くの企業向けホームページはWordPressで作られています(当ブログもWordPressです)。

そして、WordPress向けのデザインテンプレートは、無料から有料まで星の数ほどあるのが現状です。

企業としては、ホームページはテンプレートを購入し、更新作業はクラウドソーシングで頼んでしまえば人件費を抑えられます。Webデザイナーを採用するよりも低コストで済むわけです。

ここ半年ではChatGPTに代表されるようなAI技術が誰でも使えるようになってきており、デザインやコーディングも自動化されてきています。これからもっとこのようなケースは増えていきます。

そうした傾向から5年、10年先を見ていくと、企画を活かすデザイン構成力に優れていたり、経験から利用者の使い勝手を把握できたりと、幅広い知識と説得力がないと、Webデザイナーという立ち位置だけでは厳しくなっていきます。

Webライターもそうですし、ちょっとしたデザインとコーディングのスキルでは、会社員としてもフリーランスとしても生き残っていくのが難しくなっていくのかなと考えてます。

キャリアをステップアップする

  • デザイナーから始めてディレクターにステップアップする
  • ある程度プログラムもできるようになる
  • データ分析を活かせる設計者になる(UI、UX)

など、プラスアルファの部分が重要になってきます。
すでにWebデザイナーの人もAIを恐れるのではなく、使いこなしていく方向性を持つことが大事です。

まとめ

転職と就職にオススメする業種と職種

僕の転職、就職先のおすすめは
Web業界で自社Webサービスを展開する会社です。

職種のおすすめは
プログラマーからエンジニアへのステップアップです。

高収入かつ仕事に困らない。
事業が波に乗っていれば年収は上がり、上場して株をもらえたり、福利厚生が好条件になったりと良いことはいっぱいあります。

また、システム的な知識や考えは、営業でもデザイナーでも仕事で役に立ちます。
いまならAIを使って細かい作業を自動化したり、分析を任せたりと効率化することも可能姉妹です。

自分の得意!やりたい!を活かして

とはいえ、やりたくない事はやる必要はありません。続かないので。
自分が得意なのはコレ!やりたいのはコレだ!という領域があればそれを大いに伸ばすべき。
突き抜けるくらいやれば、転職もまったく怖くありません!

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未来あるWeb業界でガンバれば、必ず自分に返ってきます。
一緒に頑張っていきましょう!