セルフプロデュースは、簡単に言えば「自分自身のブランドマネジメント」。
「自分を知ってもらい、受け入れてもらう」ことが目的となります。
ではセルフプロデュースの最初の一歩はどこから始めれば良いのでしょうか?
セルフプロデュースの第一歩は自己分析から
スタートラインは自己分析から。
自分を客観的に見て、自己ブランドを築くための具体的な方法を立てることで、セルフプロデュースへの第一歩を踏み出せると思います。
まず、ステップに分解して考えていきましょう。
セルフプロデュースの5ステップ
1.自己分析をする(自分を知る)
- 自分の得意なこと、苦手だと感じるところ
- 他人と比較して有利に感じるところ
- 興味や情熱があること、好きなこと
- これまでに得た経験やスキル
- これまでどんなことで人に喜ばれ、嬉しかったか?
- 絶対にやりたくないこと
- 他人からの評価
自分の情報や過去を洗い出して、自分を客観視してみます。
具体性があればあるほど、自分が明らかになります。
強みは、子育てに関する情報に高いアンテナがあり、誰とでも上手くやれる協調性があるところ。弱みは、日々の忙しさの中で細かい部分への注意が薄れがちなこと。興味があるのは、子供の教育、健康管理、節約方法。スキルは、時間管理、効率的な家事。他人からの評価は、家族思いで協力的だが、自分の意見がなく流されやすい。
2.ターゲットを特定する
- どんな人達に自分を知ってもらいたいか?
- その人達はどんなことを求めているか?関心があるか?
自分を知ってもらいたい人達の特徴を、世代、性別、所得、地域、職業、趣味などの嗜好性などから考えてみましょう。
私の経験から子育てや節約に役立つ情報を提供できそうなので、共感を呼べそうな同年代や子育て中の主婦、節約や家庭管理に関心がある人。
3.ブランディング(イメージを決める)
- 自分をどんなイメージで見てもらいたいか?
個性強めのファッションや覚えやすいキャッチコピーなどで個性を出すのもひとつの手ですね。
ブランディング説明で代表的なのはルイヴィトンやエルメスなどのハイブランドがよくあげられますが、芸能人や飲食チェーン店なんかもブランドが立っているので参考になります。
吉野家
「はやい、うまい、やすい」
なかやまきんに君
「筋肉」「パワー!」「短くてインパクトもあり使いやすい」「嫌いな人がいない」
IKKOさん
「美容家オネエタレント」「どんだけ~」「本業での実績もありバラエティも上手くて使いやすい」「嫌いな人がいない」
「情報感度の高い子育てアドバイザー」と言えば、パッと頭に浮かぶような存在になりたい。子育てに関するリアルかつ実用的なアドバイスができる、TVに出しても大丈夫な「そこそこ可愛い主婦」として本とかも出したい。使いやすいバズるフレーズで人気になってCMにも出たい。
4.プレゼンス
- どこで知ってもらうか?
- 知ってもらうために何を活用するか?
Tiktok、インスタ、Youtube、XなどのSNSで情報を発信したり、ライブ配信などを活用する。関連イベントやセミナーに参加して交流を広げる。
SNSやnoteで子育て情報や、子育てに役立つ節約アイディアを共有する。リアルな子育てあるあるやおっちょこちょいなところも見せて共感を得たい。
5.信頼と評判を得る
- 活動実績を示したり、他人からの推薦や証言を集める
実体験した子育ての具体的なアドバイス、面白エピソード、成功・失敗談を投稿してキャラクターを知ってもらい、信頼を積み重ねる。アドバイスした人の数や感謝のコメントを共有する。専門家や他の主婦とコラボレーションして、さらに信頼を得る。
以上、5つのステップを紹介しました。
はじめは1〜3まで、せめて1だけでも把握しておくといいかなと思います。
5までがキッチリ固まったら、最終的には「いつまでに、どれくらいの人に自分を知ってもらう」というような計画と目標が設定できると、より現実的になるはずです。
30代子持ち主婦という例を出しましたが、この人が有料コンテンツを売ったり、有料の子育てアドバイスサポートをするとしたら、それがステップ6になりますね。
ステップは単純化すると3つ
ステップをより簡単にいうと、つまりこういうことです。
- 見つけてもらう
- 関心を持ってもらう
- 買ってもらう、申し込んでもらう、仲間になってもらうなど
3まで行くために、5つのステップを設定し、行動することが必要です。
まずは飛び立つための 0 → 1 が一番難しいところですね。
でも上手くいかず、失敗と思ったところで、それは結局誰も見ていないということ。
また別のやり方を模索すればいいだけです。
ということでセルフプロデュースについて記事でした。
参考になれば幸いです。