みなさんは日々、誰かとコミュニケーションを取っていますか?
仕事では日々、効率と合理性を追求することが求められますよね。
もちろん、それは非常に重要なことです。
しかし、私は人間関係を日々良好に保つことが、結果的に最大限の成果を生むと確信しています。
なぜなら人間は効率や合理性よりも感情で物事を決める傾向があり、社内外やチームの人間関係が良好なほど、結果的に最も生産性が高くなり、目標の達成に近づくことができるからです。
「この人とは合わないんだよなぁ」
「自分の努力があの人の成果になるのはムカつく」
「B社のサービスはA社と同等でコストが低いけど、なんか担当が好きになれないし、A社に頼むかなぁ」
こうした感情は、意思決定に大きく影響します。
「この人に頼んだほうが合理的かつ効率的だ」と頭ではわかっていても、合わないと感じると、出来るだけその人には頼まなくなる。これが人間の性質です。
良い人間関係とは、お互いの信頼、尊重、理解に基づく関係性です。
このような関係性があれば、チーム内で意見が言いやすくなり、仕事の効率もぐっと上がります。
信頼できる人と協力しての仕事は楽しくもあり、感情的にも「チームのため、この人のためなら頑張ろう」というモチベーションにつながり、成果も上がりやすくなります。
絶対にこの方が仕事が楽しくできます!
個人的な経験では、2004年頃にいた上場前の会社でのチームワークが印象的でした。
ビジネス自体が上昇傾向だったこともありますが、役職者全体が自主的に集まり、成果を上げるための議論をし、協力し合った結果、大きな成果を上げることができたと感じています。
良い人間関係を築くには、相手を知り、仕事の成果を共有し、オンライン、オフライン問わず信頼関係を構築するためにコミュニケーションを取ることが不可欠です。
「会社の人とランチや飲みに行きたくない」という声もある昨今ですが、公私の区別をつけつつも、挨拶を含めたコミュニケーションは必要だと考えています。
例えば部下とのコミュニケーションは、「仕事のダメ出しする」のではなく、相手を知るための時間にします。
相手を知り、その能力を最大限に引き出すことができれば、部下も自信を持ち、部下、上司、会社全体にとって本当の意味で業務が最適化されると思うからです。
例えば私の場合、特別明るい性格ではありませんし、「リーダー」といった感じは微塵もありません。
しかし、一人で仕事をしない = チームで仕事をするということは、コミュニケーションが最も重要なことだと信じてやみません。
実際、いろいろな考え方はあると思いますし、必ずしもこれが全てではありませんが、AI活用時代になってきたからこそ、コミュニケーションはさらに重要度を増すものだと考えています。
あなたはコミュニケーションについてどう考えていますか?